ヘッドホン難聴をご存知ですか?

最近は街中で若い人の多くが、ヘッドホンやイヤホンで音楽や動画、通話を楽しむ姿を見かけますよね。
それに伴い、ヘッドホン難聴の危険が高まっているといわれています。

ヘッドホン難聴とは、大きな音を長時間聞き続けることによって起こる難聴です。
小声や離れた人の声が聞こえにくいレベルから、対面での普通の会話も聞き取りにくいレベルまで聴力が下がる可能性があります。

WHO世界保健機関が勧めている対策として以下3点があります。
①音量を下げたり、連続して聴かずに休憩を挟む
②使用を一日1時間未満に制限する
③周囲の騒音を下げるノイズキャンセリング機能のついたヘッドホン、イヤホンを選ぶ

歳を重ねても音楽を楽しめるように、イヤホン・ヘッドホンを正しく使っていけると良いですね。

ヘッドホン難聴の治療は早ければ早いほど治る確率が高くなるとされています。
左右で聴こえが違う、耳が詰まった感じがする、言葉が聞き取りにくい、耳鳴りがするなどの症状がございましたら、当院にご相談下さい。