「耳あな型補聴器」の特徴

マスク、メガネの付け外しの際に耳かけ型の補聴器が外れてしまって煩わしい、という意見をよく聞きます

コロナウイルスの流行以降、当院でも「耳あな型」補聴器を検討される方もかなり増加しました

今回は「耳あな型補聴器」についてご説明します。

耳あな型補聴器は大きさによって
・ITE【In the ear】
・ITC【In the canal】
・CIC【Completely In theCanal】
・IIC【Invisible In the Canal】
の4つに分類されます

重度難聴で音漏れによるハウリング、パワー不足が懸念される方にはITEやITCをオススメします。
これらは一般的な耳あな型補聴器のサイズとなります。

CICやIICは軽度〜中等度難聴程度の方向けです。
とにかく目立たないようにしたい方にオススメですが音を拾うマイクと音を出すスピーカー部が近いためハウリングを起こしやすいです。

またCICやIICはとても小型のため現段階では充電式は出ておらず手先に自信が無い方には扱いや電池交換がやや難しいものになっています。

耳あな型はオーダーメイドの補聴器となるため試聴が出来ません。

当センターでは耳かけ型で試聴して頂いた上で耳あな型を検討するようになっています。

耳かけ・耳あなどちらを選ぶか迷っている方はぜひ当センターへご相談ください。