補聴器にはただ音を大きくするだけではなく、きこえを「快適」にするための機能があります。
メーカーや補聴器の機種によっても異なるのですが1例を紹介します
① 雑音抑制機能
周囲のザワザワとした話し声、風の音、空調音など補聴器のターゲットとなる声以外の音の増幅を抑える機能です
② ハウリング抑制機能
耳栓に隙間があったり、音を拾うマイクと音を出すスピーカーが近い耳あな型補聴器の場合ピーピーと補聴器から耳障りな音(ハウリング)が出ることがあり、これを抑える機能です。
③ 周波数圧縮機能
高音域の音を足りないからと言って増幅してもそれが逆に不快に感じてしまい、きこえや言葉の聞き取りを遮ってしまうことがあります。
高い音の情報をきこえやすい場所まで押し込めたり、その音情報をきこえる場所にコピー&ペーストする機能です。
その他にもメーカーによって様々な機能があり、同じメーカーでもランクによって性能には差があります。
補聴器を検討する上では専門の知識をもったスタッフとの相談・試聴が必要不可欠です。
当センターでは補聴器の長期試聴(2〜3ヶ月)を行った上で検討して頂いております。
ご相談お待ちしております。